はじめまして!

事実は見る角度、視点によって異なる場合がある。何故なら私たちが見ているものが真実とは限らないからだ。



これは、2014年のある夏の出来事を書いた記録である。そう、W杯の記録だ。
これを書いている段階ではどのチームが優勝するか全くわかっていない。皆さんが気になる日本代表のこともだ。果たして、日本は世界とどこまで戦えるのか?

僕はサッカー関係者でもなければ、小説家でもない。ただし、人一倍サッカーを見てきたという自負がある。そこで僕が見てきたことを活かしたいというのが、このブログの目的である。サッカーというのは、不思議なスポーツだ。見る視点、角度によって見え方が全く変わってしまう。僕が伝えたいのは、サッカーの楽しさであり、素晴らしさであり、面白さなのだ。


W杯という一大イベントに参加するに至って、少し不都合なことがあった。それは、僕がレアルマドリードの大ファンであるということだ。そういったフィルターがかかると、事実が歪曲されてしまう。僕はマドリディスタである前に1人のサッカーファンでありたいのだ。


これから僕が書く物語は、世界中のチームの記録であると同時に僕自身の話でもあるのだ。僕が体験したもの、経験したものを書いていくのだから当然だろう。あらかじめ断っておく。今回は、記録と記憶を頼りに書いていくため、多少の事実と異なる可能性がある。それでも細部まで拘ること、努力して書いたものだということでご了承を得たい次第だ。


日本中のサッカーファンに少しでも楽しんで頂ければ、幸いである。