2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

CLの挑戦・ローマvsバイエルン~グアルディオラの3ー4ー3への再チャレンジ~

ちょうど、このブログでグアルディオラ以降のバルセロナを考えるという企画をやっていた。グアルディオラの理想を考えるために、バルセロナの変化を見てきた。過去の試合を焼き直ししていたわけだ。そんな企画にはおあつらえ向きな試合である。グアルディオ…

グアルディオラ以降のバルセロナを考える・グアルディオラ不在で失われた物~2012/2013コパデルレイ準決勝2ndLeg~

メンバーにカンテラ軍団を並べてきたビラノバ。ピントとアウヴェス以外は、全員カンテラーノというのは少し異常だ。バルセロナのバルセロナらしさに賭けてきたのか。 バルセロナに合わせて臨機応変に形を変えることで対応したバイエルンミュンヘンだったが、…

グアルディオラ以降のバルセロナを考える・ハインケンスのバイエルンの対応力~2012/2013CL準決勝~

僕がこの試合について書くのは3回目になる。それだけ記憶に残っているのか。印象に残った思い入れのある試合だということは確からしい。世間ではバルセロナ終焉説が流れたのもこの試合が終わってからだった。まずは両チームのメンバーのマッチアップを確認…

グアルディオラ以降のバルセロナを考える・時間とスペースのコントロール~2013/2014リーガ最終節~

優勝争いが最終節までもつれ込んだ昨年。奇しくも直接対決である。滅多にない珍しい機会。お互いガチンコであった。最もアトレティコはジエゴ・コスタ、アルダが次々に負傷する自体に陥る。 本家・本元の4ー6ー0の使い手アトレティコマドリード。弱点は一…

グアルディオラ以降のバルセロナを考える・メッシの0トップについて~2013/2014国王杯決勝~

バルセロナはどうして機能しなくなったのか?前回発見したのは、マンマークによってサイド攻撃を機能させなくしたものであった。要は何処までもついていくことによって、フリーでボールを持たせない。フリーの選手を作らせない方法論だ。マッチアップを固定…

CLの挑戦・バルセロナvsパリ~数的同数を揃えること、サイド攻撃の誘導~

見事にバルセロナを撃破したパリ。それはパリの準備が良かったからだ。準備したのは、自分のマークを明確にすること。数的同数を揃えることでバルセロナにボールを進ませなかった。パリのフォーメーションはカバーニを左サイド、パストーレを中央、ルーカス…

バルセロナvsパリ~数的同数を揃えること、サイド攻撃の誘導~

見事にバルセロナを撃破したパリ。それはパリの準備が良かったからだ。準備したのは、自分のマークを明確にすること。数的同数を揃えることでバルセロナにボールを進ませなかった。パリのフォーメーションはカバーニを左サイド、パストーレを中央、ルーカス…

セリエの冒険・ユヴェントスvsローマ~セリエのクラシコ~

かつてのモウリーニョとグアルディオラのやり合いを思い出す一戦。ドイツで言えば、バイエルンミュンヘンとドルトムント。戦術的には非常に高度な試合となった。また、非常に残念なのは審判の判定により両チームのバランスが崩れ、熱くなりすぎてしまった。…

CLの挑戦・ユヴェントスvsアトレティコ~マッチアップと役割の固定化~

偶然にもこの2チームは何度かブログに登場している。(それは果たして偶然なのか…。)何度かレアルマドリードと対戦しているからだ。僕にとって都合がいいのは、両チーム共に馴染みがあり、勝手知ったるところだ。簡単に言ってしまえば、仕組みを知っているか…

CLの挑戦・ローマvsシティ~プレミアとセリエの守備の違い~

サッカーの攻撃パターンは大雑把に言ってしまえば二種類である。時間を使うのか?スペースを使うのか?このどちらかになる。大切なのは、相手の守備の形に合わせて形を変えることである。どちらかが優れているわけでも劣っているわけでもないのだ。 ■ゾーン…